どーも!さとだいです!
今日もとっておきの、「ここだけの」ネタ、いっちゃうよ!
今回は「北朝鮮の弾道ミサイルは本当に撃墜できるのか!」
昨日、8月29日の早朝に北朝鮮からミサイルが発射されましたね。
私の生きている間に聞きたくない音声ランキング1位である「国民保護サイレン」も流されたという事です。
ちなみに2位は緊急地震速報の音声です!!(知るかよっw)
YouTubeなどで「国民保護サイレン」は聞くことができるのですが、あの音は嫌ですよね。
あえてそのような音声にしているのだと思いますが、やはり聞きたくないです。
前置きが長くなりましたが、ここからが本題です!
日本のミサイル迎撃システムについて調べてみましたので、徹底解説します!!
イージス艦の実力と配備数
日本のミサイル防衛システムは2段階になっています。
発射されたミサイルが日本の領域に着弾、もしくは破片等が落下する可能性がある場合まずはイージス艦による迎撃が行われます。
これが1段階目ですね。
イージス艦によるミサイル迎撃は海上自衛隊が保有する「こんごう型護衛艦」に搭載された迎撃ミサイル「SM3」によるものです。
現在、海上自衛隊は「こんごう」をはじめとする4隻のミサイル防衛能力を持つイージス艦を運用しています。
(4隻だけで大丈夫?)
大丈夫です!全艦を展開させれば、4隻で日本全土を十分防衛できるとされています。
そして、一番気になるのが「本当に迎撃できるのか」という事ですよね。
それに関してはこれまで米軍などとの訓練にて何度も試験されていますが、迎撃に失敗した例もあるようです。
そのため、残念ながらイージス艦があるから絶対安全!って事はないのです!!
PAC3の保有数と迎撃できる範囲
イージス艦は絶対ではない!
と書きましたが日本の2段階ミサイル防衛システムの2段階目(最後の砦です)
「PAC3」について解説していきます。
海からミサイルを迎撃するイージス艦に対し、PAC3は地上から迎撃をします。
最近、北朝鮮の動きが活発になりニュースでも「PAC3が〇〇県に展開」などと報道される事も多くなりました。
そのため、「PAC3」の外見は容易に想像できるのではないでしょうか。
そんなPAC3ですが、航空自衛隊により現在34基が運用されています。
(これを多いと見るか、少ないと見るか・・・)
PAC3の役割はイージス艦のSM3が打ち漏らしたミサイルを地上から数十キロ地点で迎撃する事です。
したがって、PAC3はカバーできる防衛範囲がイージス艦に比べてとても狭いのです!
そのため、「34基というPAC3の数は十分ではない!」とされているようです。
実際、今回は北朝鮮からの情報を受けて中国・四国地方に展開していたという事ですがミサイルが通過したのは北海道でした。
もしも、昨日のミサイルが北海道に着弾する可能性があり、イージス艦がそれを打ち漏らしていたら・・・
考えただけで恐ろしいですね。
しかしながら、PAC3の数を増やすことは人員的にも予算的にも難しいとされています。
(えっ…ちょっ…)
現実問題、PAC3はあくまでもイージス艦が万が一ミサイルを打ち漏らした場合の最終防衛手段としての位置づけですので、34基という数は妥当なのかもしれません。
日本はミサイルを迎撃できない!?
これまで日本のミサイル防衛システムについて「イージス艦」と「PAC3」について解説してきました。
そのうえで、私は日本はミサイルを完全に迎撃する事は難しいのではないかと考えます。
確率でいえば「イージス艦」と「PAC3」の2段構えで9割以上の確率で撃墜が可能だとされています。
しかし、よく想像してみてください!
イージス艦やPAC3は飛んでくるミサイルに対して迎撃ミサイルを撃ち込んで日本に着弾する事を防ぎます。
イージス艦は大気圏外で撃墜しますので心配はありませんが問題はPAC3です。
PAC3がミサイルを迎撃する高度は約15キロ~20キロだとされています。
PAC3でミサイルを破壊できたとして、その後ミサイルはどうなりますか?
そうです!バラバラになって破片が日本に降り注ぐのです!!
(なんか逆に被害が出そうな気が・・・)
発射されてしまった場合の防衛方法
ミサイルが着弾する事を考えると破片による被害は少ないとされています。
しかしながら、例のサイレンが聞こえたらすぐに「地下・もしくは屋内に避難!」これは最優先にすべき行動です。
「地下なんてないよ!!」
このような声が今日もニュースのインタビューで報道されていました。
たしかに、近くに地下がある人の方が少数派でしょう。
ですので、まず屋外にいた場合はすぐに屋内に避難する!
そして、破片等が落下する可能性があるため窓から離れて低い姿勢を取る!
これで、被害を受ける確率を下げる事が可能です!!
今後またいつ北朝鮮からミサイルが飛んでくるかわかりません。
それが皆さんの頭上に飛んでくる可能性も十分にあるので、事前に頭の中でシュミレーションをしておく事も大切です!
まとめ
それでは今回の記事をざっとまとめていきます!
・日本のミサイル防衛システムは2段階方式
・1段階目のイージス艦4隻は日本全土を防衛可能
・2段階目のPAC3は数が十分ではない
・ミサイルの撃墜に成功しても破片による被害の可能性あり
いかかでしたでしょうか。
今後も本ブログではちまたで話題の出来事についてどんどん取り上げていきますので、ご期待ください!
では以上、さとだいでした!